「波照間のさとうきび」                         小3、4   社会

 
   
 

 本時は、小学校社会科3または4年の「身近な地域調べ」の中の産業学習に関わる教材「波照間のさとうきび」の4校時である。
  本教材集「結びあうしま島」は、竹富町小学校社会科副読本として作成されたものをもとにして、改訂・デジタルコンテンツ化している。そのため、この副読本のコンセプトが産業学習の教材には生きているため、若干この点について解説しておきたい。本教材集は、竹富町の各島の産業を理解することが一つの目標となっているため、できるだけ多くの地域をとりあげ、その特徴となる産業をとりあげることにしている。
  本教材は他の産業学習、とりわけ農業学習と同じく、栽培の様子とその工夫を学ぶ教材であるが、沖縄のさとうきびの中で、波照間のさとうきびは黒糖として評価の高い製品の一つである。その黒糖づくりの工夫にせまっている点にこの教材のおもしろさがある。単純に農作物の生産だけなく、農家と向上が一体的に質の高い製品づくりをすすめている島の様子を学ぶことは、竹富町だけでなく沖縄県全体にとっても意味のある教材であるといえる。

 
   
 

   学年:小学校3年 社会
   単元:「波照間のさとうきび」
   校時:4校時(4時間程度)

 
   
 

・質の高い黒糖とは何かについて考える。
・質の高い黒糖づくりのため、波照間島の人々がどのような工夫をしているのかを知る。
・ゆいまーるの精神について学ぶ。

 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点

ワークシートを配布する。

前時までの復習をする。

 

・質のよい黒砂糖をつくるには何が必要なのかを考える。

1さとうきびの質をよくする
2しゅうかくしたさとうきびをすぐに製品にする。
3さとうきびがひがいにあわないように、農薬をまいたり、水を まいたりする。
4さとうきびの生産を高める。
5煮詰める時の温度を一定にする。

 

 

 

 

・どうやってすぐ製品にするためのスケジュールを考えるか

発問1
「特等のくろざとうをつくるために、1番必要なのは何でしょう。なぜそう思いましたか。理由を書いてみましょう。」

・ここで、各自の経験からよいさとうきびについて考えさ せる。
・ 各自がかけたら、発表させその意見の違い等を討論 させる。

・一定出し合った所で、一緒に工場と農家が工夫して いる点を確認する。そして、ユイマールが行われる理 由との結びつきを考える。

発問2
「それでは、なぜ工場が収穫の日程を決めるのでしょうか?」

まと

さとうきびの収穫を決める科学を考える。

1さとうきびの甘さ
2さとうきびの病気
3さとうきびの水分

「この道具を使って何を調べるのでしょうか。」



上記の工場の日程決定が、質の良いくろざとうをつくるポイントであり、そこに科学的根拠があり、ユイマールの根拠であることを確認する。
 
   
   本教材の興味深い点は、波照間のさとうきび生産に関わって、その質の高さを科学的根拠から明らかにしている点である。波照間のさとうきびから黒糖生産において、外に誇れる製品をつくるために、島民が一致し、ユイマールを実施しているという、精神的な共同体論だけでなく、そこには質の良い製品をつくるという合理的な理由が存在していることを、子どもと一緒に考えることができるという点において、産業学習としてすぐれているということができるであろう。  
   
 

・ PC関連
   教師用PC(1台),プロジェクタ,教材CD
・ 指導案は,プロジェクタ等で教材を表示して,クラス全員で一斉に学習を進めていく形態を想定している。

 
   
 

教材URL:「教材ソフト一覧」にて教材を閲覧下さい
    http://oecc.open.ed.jp/cdrom/noteword/note04.doc
    http://oecc.open.ed.jp/cdrom/notepdf/note04.pdf

沖縄県立総合教育センターに,竹富町教育委員会(結び合うしま島)として登録されている教材の一つである。
本指導案では、このワークシートの11ページより14ページまでの部分を活用することを目的としたものである。

 
 
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