材料の加工(木材のかんながけの学習)                 中 技術・家庭  
   
  技術とものづくりの学習での材料の加工における木材のかんながけにおいて、何度も繰り返し自分達のかんながけと正しいかんながけの違いを比較しながら正しい姿勢や手順を体得することができる。  
   
  1校時  
   
  ・かんなの刃の調節ができる
・正しい手順でかんながけできる 
・正しい姿勢でかんながけできる
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 ・切断した材料を目的の寸法に仕上げたり,表面をなめらかにするには,かんなやヤスリを利用することをを知る。
・本時は,かんながけについて学習する事を知る。
・金属,プラスチックなどの木材以外の材料の研磨方法についても触れる。

・本時の学習内容を示す。

 

 

・かんなの刃の調節の方法について確認する

・かんながけには正しい手順や姿勢などがあることを知る,

・動画教材を利用して,正しいかんながけの方法について確認する。

・実際に廃材を利用しグループでかんながけの練習を行う。

※きれいにかんながけできない場合には,動画を繰り返し再生して違いを確認し,グループで何が悪いのかを教えあう。

・かんな刃の調節の方法について提示する
(かんなの基本,調節の方法)
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC040F_app.po?DATA_ID=29001

・姿勢や木材の繊維方向,こぐちやこばのけずりかたにおける注意点に気づかせる。

(かんなの基本,こばけずり)
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC040F_app.po?DATA_ID=28999
(かんなの基本,こぐちけずり)
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC040F_app.po?DATA_ID=29000

・安全に注意させる。
・グループ間で教え合いがうまくいかない場合の援助。

<評価>
・かんなの刃の調節ができたか
・正しい手順でかんながけできたか
・正しい姿勢でかんながけできたか

まとめ ・本時の学習についてまとめ,自己評価を行う。次時は実際に製作品の材料を加工する事を知る。 ・自己評価をさせる
 
   
  (1)繰り返し動画を再生し,正しい方法と自分達のかんながけを比較することで正しい手順や姿勢,刃の調節方法   を体得させることができる。
(2)また生徒相互で比較検討することで,教え合う学習の雰囲気を創ることができる。
(3)一つのコンテンツが数秒から十数秒と短いため,ポイントごとに何度も繰り返し利用することが可能である。
 
   
   教師用PC(1台),プロジェクター(1台), 生徒用PC(グループに1台)
 ワークシート(未登録)
 提示教材 かんなの基本(調節の仕方)  かんなの基本(こばけずり)    
 かんなの基本(こぐちけずり)

教育情報共有システム  IPA「教育用画像素材集」よりダウンロード            http://www2.open.ed.jp/JBA000F/JBA010F_app.po?CATEGORY_CODE=6691&CURRENT_PAGE=1

 
   
 

           図3 かんなの基本
               (調節の仕方)

          図2 かんなの基本
             (こぐちけずり)

          図3 かんなの基本
              (こばけずり)

材料の加工におけるかんなの刃の調節やこばけずり。こぐちけずりの動画教材で、かんなけずりについて確認する有効な手段の一つである。
図1はかんなの刃の調節の方法を示したもので,木づちでたたいて、かんなの刃の出具合を調節する方法を説明   します
図2はかんなを使って、木材のこぐちをけずる方法を説明します。
図3は かんなを使って、木材のこばをけずる方法を説明します。
  またグループごとにPCが準備できれば、グループの進度に合わせて利用することもできる

 
 
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