材料の切断(技術とものづくり)                        中 技術・家庭  
   
    木材ののこぎり引きの学習において,実際に教師が師範して正しいのこぎり引きの実習を行うことが一般的である。
 ここで示す事例は,正しい手順で「のこぎり引き」ができるようにすることを目標として,「知識・理解」として学習した内容を実習に入る前に具体的にイメージとして理解を深めるために「正しいのこぎり引きの動画コンテンツ」で何度も繰り返し動画コンテンツを見て,さらに実習後においては,自分達ののこぎり引きとの違いを比較しながら正しいのこぎり引きできるように指導した事例である。
 
   
  5/20校時(1時間扱い)  
   
   ・正しい手順でのこぎり引きできる 
 ・正しい姿勢でのこぎり引きできる
 
   
 
  学 習 の 展 開 教師の支援・評価の観点
導入 ・材料を切断する方法について,材料に適した工具があることを確認する。
・本時は,木材の切断について学習する事を知る。
・金属,プラスチックなどの切断の方法についてもふれる。
・積極的に答える事ができたか。

 

・木材ののこぎり引きによる良い切断面と悪い切断面を比較する。

・なぜそのような失敗がおこったのか考えられる事を発表する。

・のこぎり引きには正しい方法があることを知る,

・動画教材を利用して,正しいのこぎり引きについて確認する。

・実際に廃材を利用しグループでのこぎり引きの練習を行う。
※きれいに切断できない場合には,動画を繰り返し再生して違いを確認し,グループで何が悪いのかを教えあう。

・切断面の直角なものと,切断面が斜めになっているもの,割れの生じたものなど,切断時に失敗が生じた木材を準備する。

・姿勢や目線,または材料のきり始め,きり終わりにおける注意点に気づかせる。

 

・安全に注意させる。
・グループ間で教え合いがうまくいかない場合の援助。

まとめ ・本時の学習についてまとめ,自己評価を行う。次時は実際に製作品の材料取りを行う事を知る。 ・自己評価
 
   
  教師が師範し示すこととともに,事前及び事後に生徒個々のペースで何度も動画コンテンツを見て実習のポイントを学習できて効果的である。  
   
   教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、
 生徒用PC(4台)
教育情報共有システム  IPA「教育用画像素材集」よりダウンロード            http://www2.open.ed.jp/JBA000F/JBA010F_app.po?CATEGORY_CODE=6691&CURRENT_PAGE=1
 
   
 

IPA「教育用画像素材集」技術→工具の使い方→切る道具より
のこぎりびきの方法を確認することができる

            材料の切り始め            のこぎりの引き方
              両手引き            のこぎり切り終わり
 
 
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