静電気を感じよう 中 理科 | ||||||||||||||
本時は,単元末に独自に設定した「トライ」と称する時間である。これまでの単元の学習において,観察や実験を通して電流は身近な現象であることや,社会基盤として生活に欠かせないものであることの認識を深めてきている。 しかし,学習が進むにつれて内容が難しくなってくると,オームの法則や磁界のでき方の規則性などを機械的に覚えることにとらわれすぎ,徐々にこの単元に対する親しみや興味を失ってしまう生徒が増えてくる。 そこで,単元末の本時を含めて3時間ほど,電流に関する実験を集めたコンテンツを見ながら簡単な実験を行い,電流に関する単元導入時の親しみをもう一度味わわせることをねらいとしている。 |
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学年:中学校2年 理科 単元:「電流」 校時:1校時(30時間) |
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・身近なもので静電気の発生や蓄積ができることを知る。 ・自然現象として感じられる感電や火花が,静電気によるものであることを実験を通して知る。 ・静電気にも極性があることを知る。 ・協力して実験を成功させることの楽しみを知る。 |
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(1)生徒の感想(ワークシートより) ・塩ビのパイプで蛍光灯が光ったときは,とてもびっくりした。 ・ティッシュペーパーでこすっただけで,あんなにバチバチと音が出るのに驚いた。その後,ティッシュペーパーの切れ端がパイプにくっついていました。 ・真っ暗な教室で,はさみからの火花はとてもきれいに見えた。 ・これまで静電気で感電したことがなかったので,ほんとにびっくりしました。4人で手をつないで感電したとき,電気を感じる人と感じない人がいたのが不思議でした。 ・ビニールひもを浮かせることができなかったのは残念。できるまでずっとやりたい。 (2)考察 |
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教材URL:http://www2.open.ed.jp/JBA000F/JBA010F_app.po?CATEGORY_CODE=6137&CURRENT_PAGE=1 |
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◎理科実験用コンテンツ(図1) 備長炭電池の作り方や静電気に関する実験など,電流の実験に関するコンテンツ集である。 説明文,画像とも本校にて作成したものであるので,利用・印刷等にあたって著作権等の問題は一切生じない。 日常的に入手可能な消耗品を利用してできる実験もあるので,家庭で同じ実験を行うこともできる。 |
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