リアス式海岸 中 理科 | ||||||||||||||
本時は,中学校理科第2分野「大地の変化」の中での小単元である。水の力によって大地が削り取られ,地形や地層がつくられていくようすを学習していく過程で,リアス式海岸の形成についてを学習させる。 指導要領の改訂によって,地形についてはほとんど学習しないことになっているが,地層が削られてできたり,大地が隆起・沈降を繰り返してできる地形については,県内各地にも興味深いものが見られるため,是非ともふれておきたい。 この学習では,慶良間諸島(特に座間味島)を取り上げ,沈降によってみられる地形について考えさせていく内容となっている。 |
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学年:中学校1年 理科 単元:「大地の変化」 校時:1校時(25時間) |
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・地層の形成には,水のはたらきがあることを知る。 ・水のはたらきによって削られた部分,削られなかった部分はどうなるかを考えさせる。 ・大地が沈降した場合,水の進入によって地形がどうなるかを考えさせる。 ・県内各地にも,沈降によってみられる地形があることを知る。 |
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(1)生徒の感想 ・海底にも遺跡や鍾乳洞があることに驚いた。 ・昔は沖縄本島も慶良間も,ずっとずっと高い山だったなんて・・・もしかして,またいつか沖縄全部が海の下に沈むってこと? ・慶良間の島は6つくらいと思っていた。あんなにたくさんあったんですね。 ・リアス式海岸ができる理由は,「浸食」だ! (2)考察 隆起や浸食によってできたと考えられる地形は,全国各地に見られる。これらの地形ができた原因などを理解させるには,動画を含む教材の活用が効果的であった。 加えて,身近な地域に隆起や沈降によってできた地形があることを知らせ,それらを紹介した番組を見せることを組み合わせた指導を行うことによって,興味・関心が一層高まった。 |
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(1)PC関連 ・教師用PC(1台),プロジェクタ,教材CD (2)その他 ・ビデオ資料 ・指導案は,プロジェクタ等で教材を表示して,クラス全員で一斉に学習を進めていく形態を想定している。 |
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教材URL:「教材ソフト一覧」にて教材A-186を閲覧下さい。 http://it.open.ed.jp/kyozai/softs/a186/index.htm (図1) 沖縄県立総合教育センターに,研修員作成教材として登録されている教材である(A-186) |
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