いろいろな遺伝                                  高   生物    
   
   親と子はなぜ似るのか、メンデルが発見した3つの法則をもちい、遺伝に法則性があることを理 解させる。また遺伝は遺伝子により形質や性質が伝えられることを理解し遺伝子の動きが予想でき るように導く。授業の最後に確認問題をインターネットを利用し個人個人で学習させる。  
   
     教科: 高校2年 生物
   単元: メンデルの法則
   校時: 2、3校時
 
   
  ・優性遺伝子と劣性遺伝子が揃うと優性遺伝子の形質だけが現れる「優性の法則」がわかる。 
・優性遺伝子と劣性遺伝子は配偶子形成の際にそれぞれ分離して配偶子に入る「分離の法則」の仕組みがわかる。
・2種類以上の対立遺伝子が別々の染色体上に存在するとき、それぞれの形質は独立して遺伝する「独立の法則」がわかる。
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点


入 

・プリントと教科書を確認、前時の復習
・生物の親と子はなぜ似るのだろうか?疑問 を投げかける。
・ひとの目の遺伝で一重の目と二重の目を用 いて生徒の興味を引く
・プリントにしっかり記入しているか
<評価>
メンデルの3つの法則を言えるか。
<評価>
遺伝は遺伝子により形質や性質が親から 子に伝わることがわかるか。


開 

・遺伝に出てくる基本用語「対立形質、遺伝 子型、表現型、ホモ接合体、ヘテロ接合体 などを整理する。 

・丸いマメとしわのマメからできる一遺伝子 雑種を用い優性の法則と分離の法則を説明 する。

・プリントをまとめる

 

・形と色の二遺伝子雑種が作る配偶子は、形 の遺伝子と色の遺伝子は独立して伝わるこ とを染色体のモデルを利用し理解させる。

 

・教育情報共有システムの「高校生物教材」を 活用し語句の説明をまとめる。

・教育情報共有システムの「提示教材:優性の 法則」&「分離の法則」を活用しアニメーシ ョン説明を見る
<評価>一遺伝子雑種は優性形質のみ現れること が言える(答えられる)
<評価>雑種第一代がつくる配偶子は優性遺伝子 を持つものと劣性遺伝子を持つものが1:1 になることが言える。

・教育情報共有システムの「提示教材:独立の 法則」を利用しアニメーション説明を見せる
<評価>形の遺伝子と色の遺伝子が独立して配偶 子に伝わることがわかる。

 



・生徒は、今日の学習の確認を行う
・次回の予習問題としていろいろな遺伝の問題のwebページを紹介する。
・次回内容の問題を生徒自らで解く
<評価>生徒は自ら新たな学習内容に挑戦できる
 
   
  遺伝子の動きと遺伝の仕組みという理解しにくい現象をアニメーションを用いて理解を助ける。  
   
  教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、
教師用PCにはマイクロソフト社パワーポイント(又はパワーポイントビューワ)とマクロメデ ィア社Flash playerがインストールされていること。

●提示教材「高校生物教材」
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=33193
●確認問題「いろいろな遺伝」
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=32481
 
   
   
 
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