農耕社会の成立(2)                                高  地歴     
   
  「T.古代 3.農耕社会の成立」(提示用教材)を活用することで,弥生文化の成立から,文化・社会・生活についてわかりやすく,興味関心を持って理解することができる。
 
   
      科目:日本史B
    単元:弥生文化の成立
    校時:1校時

 
   
  ・弥生文化の成立とその特徴について考察させる。  
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点


入 

・前時に行った弥生文化の特徴について確認する。 ・弥生文化の特色について確認し,本時の学習内容を示す。


開 

・「ワークシート」を利用しながら理解する。
・弥生人の生活について理解する。
・弥生時代の水稲耕作について理解する。
 

・弥生人の生活についてついて理解する。

・弥生の集落について理解する。環濠集落・高地性集落の存在について理解する。

・弥生の埋葬法について理解する。

 

・金属器の使用について理解する。
  青銅器製祭器の分布の違いから,地域集団の小国家の結合を意味することを理解する。

・鉄器の出土例の少なさについて理解する。

 ・「3.農耕社会の成立」を活用して,弥生人の生活について説明する。
・弥生の水稲耕作で使用された農耕具の特徴とその利用法を説明する。
〈評価〉
弥生の農耕具などの遺物によって当時の農耕のすがたを理解できたか。
・弥生人の衣・食・住について,画像を見ながら説明する。
〈評価〉
衣・食・住について理解できたか。
・集落の在り方を説明する。
・環濠集落や高地性集落が存在する意味について理解できたか。
・弥生期の埋葬法の進展について説明すると同時に葬法の変化が地域集団の変化へとつながることを考えさせる。
〈評価〉
地域の首長の登場と,軍事行動の存在を理解できたか。
・青銅器祭器の分布について,説明する。
  銅剣・銅矛・銅戈・銅鐸・銅鏡
〈評価〉
祭器の分布から小国家連合について理解できたか。
・鉄器の出土例のについて説明する。



・弥生人の文化と生活について考えさせる。 ・次回の授業,小国家連合について学習することを予告する。
 
   
   教育情報共有システムの「農耕社会の成立」を活用することにより,弥生時代の文化や社会について興味関心をもって容易に理解できる。また,学習を通して,弥生人の精神生活や遺物のもたらす社会の見方について理解でき,学習に意欲的に参加することが期待できる。
 
   
  教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、スクリーン
 
提示教材「農耕社会の成立」
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=39016
 
   
   「日本人はるかなる旅展」http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ipix/
・「日本人はるかなる旅展」は,国立科学博物館のバーチャル展示室として公開されているサイト。
・人類の誕生から縄文文化,そして現日本人の誕生までを,最新の資料を基にまとめられている。
 
  「東京大学総合研究博物館」http://www.um.u-tokyo.ac.jp/DM_CD/DM_CONT/DOTAKU/HOME.HTM
・東京大学から提供されている銅鐸についてのサイト。


 
 
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