縄文文化                                      高 地歴    
   
  「T.古代 2.縄文文化」(提示用教材)を活用することで,縄文文化の成立から,文化・社会・生活についてわかりやすく,興味関心を持って理解することができる。
 
   
     科目:日本史B
   単元:縄文文化の成立
   校時:1校時
 
   
  ・縄文文化の成立とその特徴について考察させる。  
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点


・前時に行った旧石器時代について確認する。 ・人類の誕生と旧石器文化の特色について確認し,本時の学習内容を示す。


開 

 ・「ワークシート」を利用しながら理解する。
・縄文時代の区分について理解する。
・気温の温暖化がもたらした変化を理解する。

・縄文人の住生活について理解する。

・縄文人の食生活について理解する。
・食料獲得道具のもつ意味について考察する。

 

・縄文時代の由来となった土器や新石器についてその変化について考える。

 

・縄文人の社会について理解する。

 

・縄文人の交易範囲について考える。

 

・精神生活について考えさせる。


・縄文の遺跡について確認させる。

・「2.縄文文化」を活用して,縄文文化の成立の要件と区分及び分布について説明する。
・縄文期の自然環境の変化と日本列島の変化について説明する。
〈評価〉縄文海浸により列島となった日本の変化がもたらしたものを理解できたか。

・狩猟・採集・漁労などの食料獲得について,画像を見ながら説明する。理器の変化に着目させる。
〈評価〉道具の進歩と技術の進化について理解できたか。

・新石器時と旧石器について考えさせる。
・時代区分における土器の特徴を説明する。
〈評価〉縄文時代の文化と生活の特徴について理解できたか。

・縄文人社会について遺跡の説明から考えさせる。
〈評価〉縄文人社会が平等であったことが理解できたか。

・黒曜石の出土と産出地について説明し,当時の交易とその範囲について理解させる。
〈評価〉広域交易について理解できたか。

・葬法や土偶などの出土品から,縄文人の精神について説明する。
〈評価〉アニミズムや通過儀礼について理解できたか。

・日本考古学のはじまりと注目される遺跡について説明する。 



・縄文時代の文化と生活について考えさせる。 ・次回の授業,農耕社会について学習することを予告する。
 
   
   教育情報共有システムの「縄文文化」を活用することにより,縄文時代の文化や社会について興味関心をもって容易に理解できる。また,学習を通して,縄文人の精神生活や遺物のもたらす社会の見方について理解でき,学習に意欲的に参加することが期待できる。
 
   
  教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、スクリーン
 
提示教材「縄文文化」
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=39016
 
   
   「日本人はるかなる旅展」http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ipix/
・「日本人はるかなる旅展」は,国立科学博物館のバーチャル展示室として公開されているサイト。
・人類の誕生から縄文文化,そして現日本人の誕生までを,最新の資料を基にまとめられている。

文化庁「文化遺産オンライン」http://bunka.nii.ac.jp/jp/index.html
・文化庁から提供されている文化遺産の画像が検索できる。

 
 
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