ジュール熱の測定(電気パン焼き器)                   高 物理

 
   
   電流と仕事の分野でジュール熱の測定をする。このことによって、電気が流れる条件と電気が流れると熱が発生することを体感してもらう。ある程度定量的に扱いたいときは、電力量等を測りグラフ化することにより理解を深めることも出来る。  
   
   1校時  
   
  ・ホットケーキミックスに入っている電解質が水に溶けることによって電流は流れていること がいえる。 
・電解溶液で電流を流すと、ジュール熱が発生することがいえる。
・安全面に留意して簡易パン焼き器を組み立て、パンを焼くことが出来る。
 
   
 

 

学習の展開

教師の支援・評価の観点

・電解質について、またジュール熱について復習をする。

1.電気が流れる場合と流れてない場合イメージが出来る。

2.電解溶液で電流を流すとジュール熱が発生することがいえる。






・本時の学習内容をビデオ等で紹介する。
ビデオは1分前後でプロジェクターで大写し繰り返しみられるようにセットする。

・牛乳パック、水、電極板(ステンレス板2枚)、ACプラグ付きコード(2本)、ホットケーキミックス、割りばしコップ、ストップ ウオッチ等を準備する。(各グループごとに準備する)

・電源は交流100Vを使うので感電やショート等に注意する。怪我や事故が起こらないように充分注意を喚起する。

・うまく焼けなかったグループは2回目に挑戦させる。但し、3回目はない。 

3.ビデオを見ながら実験の様子を理解する。



4.パン焼き器の組み立てが出来る。



5.安全に組み立て・操作ができ、電流計等を正確に読むことが出来る。

6.うまく焼けなかった場合原因を考察でき、また、2度目に挑戦出来る。





・電気パンでパンが焼ける原理を黒板を使って説明する。

・考察の書き方を説明し、各自で考察させる

・この分野のまとめをする。

・片付け等を指示する

7.電圧・電流・ジュール熱について、教科書を見ながら理解できる。

8.自分の言葉で考察を書くことが出来る。

9.この実験がどの分野に位置するか理解でる。
 

  片付け終了後、プリント提出。
 
   
   動画を使うことで繰り返し見せることができる、また生徒もより集中した。  
   
  教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、生徒プリント
参考URL
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htm
 
   
 

作り方は、参考URL
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htm
の下図 ▼電気パンの焼き方をクリックする。

ワークシートは、参考URL
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htm
の下図 生徒プリント(浦添工業)A42枚(pdf)をクリックする。

授業での一コマ

 

 
 
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