平織りコースターの作成ー芭蕉布の工程を知るー           高 家庭科    
   
  平織りコースターの実習を通して、繊維・織りに関する知識や技術を習得させる。また伝統である、「喜如嘉の芭蕉布」の工程も合わせて学習し,生活文化への関心と,それらを伝承し創造しようとする意欲を育てる。  
   
   科目:家庭総合・家庭基礎
 単元:芭蕉布について知ろうU作業工程 
 校時:1,2校時
 
   
  ・苧績み,平織りの体験を通して,繊維,糸,布の関係について考えさせ,芭蕉布の作業工程を理解させる。  
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 ・前時の学習内容「芭蕉布について知ろうT」を思い出す。 ・前時の学習内容「芭蕉布について知ろうT」を確認する。

・本時の学習内容の確認する。

 

 

・繊維は天然繊維と化学繊維に大別することができ,芭蕉布の繊維は,天然繊維の1つであることをノートに整理し記入する。

・ 芭蕉布の工程U(繊維から糸になるまで)を理解する。
機結びの仕方を理解する。
  実際に毛糸を使用して機結びを行う。
・織物は縦糸と横糸を交錯させて構成されていることを理解する。
・芭蕉布も平織りで織られていることを理解する。
・平織りの製作を参考に織っていく。
  平織りコースターの製作を行う。
・繊維は天然繊維と化学繊維に大別することができ,芭蕉布の繊維は,天然繊維の1つであることを確認する。

・芭蕉布の工程U(繊維から糸になるまで)を確認する。
 機結びの仕方(提示用教材)を説明する。

・織物の三原組織の1つ,平織りについて説明する。
・芭蕉布も平織りであることを理解させる。

  平織りコースターの製作 (提示用教材)を説明する。

 〈評価〉
意欲的に取り組んでいる。(関・意・態)
平織りコースターを作ることができる。(技・表)

まとめ ・繊維,糸,布の関係が理解できる。
・片づける。
繊維,糸,布の関係につい確認する。

 〈評価〉
繊維,糸,布の関係が説明できる。(知・理)

 
   
 

教育情報共有システムの衣生活文化(芭蕉布について)を活用することにより実習がスムーズに行われ,理解も深まった。

図1 授業の様子 図2 生徒作品
 
   
     教師用PC(1台),プロジェクター(1台),スクリーン(1)

   提示教材[衣生活文化(芭蕉布について)] 
   http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=37361
 
   
 

・Windows 用のプレゼンテーションソフトを使用しての提示用教材

図3 編集画面
図4 掲示画面「機結び」の仕方

事例を参考にされる方へ

詳しくはhttp://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=36522 を活用下さい。

 

 
 
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