検索エンジンの利用                                 高 情報A  
   
  情報通信ネットワーク(WWW)やデータベースなどを活用して、必要とする情報を効率的に検索,収集する方法を習得させる。  
   
  教科:情報A
単元:(2)情報の収集・発信と情報機器の活用  ア 情報の検索と収集
対象:高1年(または情報A実施学年)
校時:1校時
 
   
  情報を効率的に収集するための基本的な検索方法について理解し,それぞれの検索エンジンの特徴を活かした情報収集を行うことができる。
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点


・「検索エンジンの利用(提示用教材)」を用いて,WWWとは何か説明しイメージを持たせる。
・さらに,Webページ,Webサイト,ホームページの違いについて説明する。

・インターネット上に存在するWebページを閲覧するには,インターネットエクスプローラ等のブラウザを用いて閲覧できることを説明し,起動方法を提示する。
・全世界に張り巡らされているインターネットの通信網のイメージをとらえさせる。

・Webページ,Webサイト,ホームページの違いを生徒が理解することで,今後の授業内容がわかりやすくなるように留意する。

 

・URLについて簡単に触れ,住所のようなものと言う認識で確認する。(すでに学習済みなら復習する)

・検索エンジンのディレクトリ型とロボット型の特徴と違いを比較しながら説明する。(特にディレクトリ型は登録作業が必要で,ロボット型はシステムが自動でデータを蓄積していく仕組みであることを強調する)

・キーワード検索のAND,OR,NOTの違いについて活用例を交えながら説明する。
・最新の情報を家庭や学校,職場に居ながらにして得られるという特徴を紹介し,調べ学習を行う。

・YahooやGoogleなど身近な検索サイトのアドレスを直接入力しながら,URLについて体感的に学習する。

・AND,OR,NOTの違いについても実例を交えながら説明する

・ネット検索を行う際のマナーを確認する。(各学校のネット使用規定等に従った使用)・擬似的に検索を行い,キーワードで検索対象を絞り込めることを提示する。

<評価>ワークシートへの記入が授業の流れと共に行われているか。

まとめ ・インターネット検索やその他のネットワーク利用についてのマナーを再確認し,特に常識的なモラルやコンピュータウイルスへの注意,個人情報の漏洩などに十分気をつけるように確認する。

<評価>個人情報の漏洩がどのようにおこるのか事例などを踏まえて説明できるか。
<評価>検索エンジンの利用方法について理解できているかチェックテストを行う。
 
   
  ・WWW,Webページ,Webサイトの違いを指摘できる。
・Webページを閲覧するソフトにはいくつか種類があることを指摘できる。
・ネット検索には「ディレクトリ検索型」,「ロボット検索型」の2種類があることがわかり,それぞれの特徴を説明することができる。
・キーワード検索のAND,OR,NOTの違いを説明できる。
 
   
  教師用PC(1台),プロジェクター(1台)
コンピュータ教室(生徒用40台+サーバ1台,チェックテスト利用時のみ)
授業提示用教材「検索エンジンの利用」(PowerPoint)
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37042
ワークシート「検索エンジンの利用」(一太郎)
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37042
チェックテスト「検索エンジンの利用」(沖縄県版教材作成支援ソフト)
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37042
 
   
  『Microsoft PowerPoint』(図1参照)
・Windows 用のプレゼンテーションソフト。様々な図形や文章を表示できる。また簡単なアニメーション効果を使用することもできる。
・『Microsoft PowerPoint』がインストールされていない場合は「マイクロソフトアニメーションランタイム」をインストールしておく必要がある。その際,PCは「administrator」でログインし,インストール作業を行う。(ランタイムは無料配布)
 
 
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