プレゼンテーションの基本                             高 情報A  
   
  プレゼンテーションの意義や基本的な実施方法を学習し,今後の実習で自らプレゼンテーションを行う際の基礎を学習する  
   
  教科:情報A
単元:(3)情報の統合的な処理とコンピュータの活用  
イ 情報の統合的な処理
対象:高1年(または情報A実施学年)
校時:1校時
 
   
  収集した様々な情報を整理分析し,効果的にプレゼンテーションを行うことができる。  
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 ・「プレゼンテーションとは何か」ということを「プレゼンテーションの基本(提示用教材)」を使って説明する。 ・限られた時間内に,いかに効果的にわかりやすく聞き手に情報を伝えることができるかが大切であることを伝える。
・従来使用していたOHPや写真のスライドも,プレゼンテーションであることを認識してもらう。

 

・提示用教材を用いて,プレゼンテーションの基本的な作成手順を説明する。
・提示する文字の大きさや,文字の提示方法,時間配分,効果的な発表方法など,実際のプレゼンテーションを行うときに重要になる事項について説明する。
・プレゼンテーションソフトを使用する際に陥りやすい失敗例も紹介し,特に「アニメーション」の使い過ぎや「効果音」の適切な使用方法について解説する。
・基本をしっかり押さえながら,プレゼンテーション作成のイメージを膨らませるように意識して授業を行う。
<評価>ワークシートへの書き込みが行われているか確認しながら,生徒の作業状況を把握する。
<評価>基本事項の確認のためにチェックテスト行う。
まとめ ・個人やグループで実際にプレゼンテーションを作成する企画を設定する。
例1)各自のプロフィールを作成し,自己紹介を行う。
例2)時事問題についてインターネット検索を使って調べ学習を行い,それらをまとめて発表する。
・本時ではテーマ設定を中心に実施する。
 
   
  ・プレゼンテーションとは,「知識や意見を正確にわかりやすく,そして印象的に伝えること」であることを説明できる。
・プレゼンテーションは,OHPやスライドを用いる方法も含まれることを説明できる。
・理解しやすいプレゼンテーションを行うためには,作品の計画やリハーサルなどの一連の流れを行うことが望ましいことを説明できる。
・印象的なプレゼンテーションを行うためには,フォントサイズ,図,アニメーション,効果音などを適切に使用することが有効であることを指摘できる。
・プレゼンテーションを作成する際にも,著作権に配慮した作品作りをしなければならないことを指摘できる。
 
   
  教師用PC(1台),プロジェクター(1台)
コンピュータ教室(生徒用40台+サーバ1台,チェックテスト利用時のみ)
提示用教材「プレゼンテーションの基本」(PowerPoint)
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37399
ワークシート「プレゼンテーションの基本」(一太郎)
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37399
チェックテスト「プレゼンテーションの基本」(沖縄県版教材作成支援ソフト)
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37399
 
   
  『Microsoft PowerPoint』(図1参照)
・Windows 用のプレゼンテーションソフト。様々な図形や文章を表示できる。また簡単なアニメーション効果を使用することもできる。
・『Microsoft PowerPoint』がインストールされていない場合は「マイクロソフトアニメーションランタイム」をインストールしておく必要がある。その際,PCは「administrator」でログインし,インストール作業を行う。(ランタイムは無料配布)
 
 
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