熱気球(ゴンドラ付き)                                高 物理
 
   
   ゴミ袋を使った簡単な熱気球を作ってもらう。質量やバランスまた、熱を加えることでものを浮き上がらせることが出来ることが理解できる。また、熱気球作りを通して熱や膨張によって浮力が生じることについて自分の言葉で説明できるようになる。   
   
  1校時  
   
  ・空気は熱を加えると膨張することが理解できる。 
・密度の概念が理解できる。
・浮力の概念が理解できる。
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 ・空気は熱を加えると膨張すること、密度の概念、浮力の概念について復習する。
1.空気は熱を加えると膨張すること、また、密度の概念や浮力の概念が理解できる。

 

 

・本時の学習内容をビデオ等で紹介する。ビデオは3分前後でプロジェクターで大写し繰り返しみられるようにセットする。
@作り方のビデオ
A熱気球の浮上しているビデオ

・アルミ缶、はさみ、カッター、ゴミ袋(数枚)、エナメル線、セロテープ、桐、脱脂綿割、チャッカマン、エタノール、ぬれタオルを準備する。 (各グループごとに準備する)

・ゴンドラ上のアルコール付き脱脂綿が落下する危険性があるので悪ふざけやゴンドラの下に行かせない。怪我や事故に十分注意する。

・うまく浮上しなかったグ゙ループは2回目に挑戦させる。但し、3回目はない。
2.ビデオを見ながら作り方や実験の様子を見る。

3.ビデオを見ながらゴンドラ付きの熱気球を 作ることが出来る。
☆ゴンドラを作るとき、アルミ缶の底を使うが、カッターで怪我しないように、またアルミ缶の切りくずで怪我しないように十分注意する。

4.安全に浮上させるため、お互いで注意し合いながら作業が出来る。

5.うまく浮上しなかった場合は、原因を考察する。また、2度目に挑戦できる。

6.グループで工夫しながら挑戦できる。

・何故浮上するのか。その原理を黒板を使って説明する。

・考察の書き方を説明し、各自で考察させる

・この分野のまとめをする。

・片付け等を指示する

7.浮上する原理を理解できる。

8.自分の言葉で考察を書くことが出来る。

9.この実験がどの分野に位置するか理解できる。

   片付け終了後、プリント提出。
 
   
   熱気球の作り方の動画を見ることで、ある程度イメージが作れます。また、生徒達はアイデア熱気球など自信を持って色んな気球を作るようになりました。  
   
   教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、生徒プリント
参考URL http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htm
 
   
  参考URL http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htmのそれぞれ見たいところをクリックして下さい。




授業での一コマ

ゴミ袋を3個つないだ熱気球!!
 
 
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