水ロケット                                             高 物理

 
   
   水ロケットの発射実験を通して、いかに高く飛ばせるかまた、空気抵抗の大きさを体感し、いかに空気抵抗を少なくするかを考えてもらう。また、実際の空気抵抗がある中で最高到達点を求める換算表を理解し、付属資料が理解できるように体系づけた。  
   
  1校時  
   
  ・水ロケットの羽根の役割を理解できる。 
・空気抵抗を少なくするための工夫が出来る。
・空気抵抗がある中で最高到達点を求める換算表を理解することが出来る。
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点

・空気の加圧と水の加圧では数百倍水の加圧が大きいこと、また、ロケットは、羽根の形状付け方でずいぶん違うことを説明する。
・空気抵抗がある中で最高到達点を求める換算表を説明する。
1.何故水を加圧するのか理解できる。

2.換算表が理解できる。

 

 

 

・本時の学習内容をビデオ等で紹介する。ビデオは3分前後でプロジェクターで大写し繰り返しみられるようにセットする。
@作り方のビデオ
A水ロケット発射実験のビデオ

・ダイス、はさみ、カッター、絶縁テープ、布テープ、ペットボトル(3本)、両面テープ、牛乳パック(2箱)。(各グループごとに準備する)

・羽根の形や大きさ等でアドバイスする。
3枚羽根はうまくいかない。

・運動場で飛ばすときは必ず6気圧以下で飛ばすことを徹底する。
飛びすぎて民家に落ちることがある。

・滞空時間でロケットの到達距離を換算する表を説明する。
3.ビデオを見ながら作り方や実験の様子を見る。

4.ビデオを見ながら以下をすることが出来る
@ペットボトルの口をダイスで切る。
Aジョイントを接続し3気圧で空気漏れしないことを確認する。エンジン部分
Bロケットの羽は、抵抗が少なくまた、4枚羽根が良いことが理解できる。
☆発射台に乗せ空気圧(5気圧)だけで飛ばしてみる。(中庭で:5〜10m程度飛ぶ)

5.運動場で発射台を使い水を入れ(ペットボトルの1/3)安全に飛ばすことが出来る。

6.うまく飛ばなかった場合、原因を考察する。また、2度目に挑戦できる。

7.グループで最高到達点から落下地点までの滞空時間を測定できる。また、換算表を使いロケットの到達点が何m分かる。

・何故滞空時間でロケットの到達距離が分かるのか説明する。

・いかに遠くに飛ばすかを過去の事例を挙げながら考えてもらう。

・片付け等を指示する

8.換算表が理解できる。

9.自分の言葉で考察を書くことが出来る。

 片付け終了後、プリント提出。
 
   
   3段式ロケット等を見せることで色んな工夫が出来ることまた、作り方等で細かい部分まで指導できるように生徒プリントや空気抵抗等を考慮した最高点換算表などを活用した。  
   
  教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、生徒プリント
参考URL http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htm
 
   
  参考URL http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/siryou/asato/index.htmの中の水ロケットの項目で下図の生徒プリント(浦添工業高校)A42枚(pdf) クリックする。

 
 
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