時計に関心をもつ                                   特殊教育 数学

 
   
 

 時間の感覚は,日常生活する上で不可欠である。また,社会的なルールを守るうえでも大切である。時間の感覚を身につける1つに、時計が読めることがある。作成した教材は、画面のボタンを使い時間をあわせができる。また,生徒の実態に応じて学習ができる。

 
   
 

教科:数学
単元:時計に関心をもとう!
対象:一般学級
校時:1校時

 
   
 

(1)「1時」から「12時」までの長針・短針の位置がわかる。
(2)「1時」から「12時」までの時刻を読むことができる。
(3)短針の位置を正しく読み取ることができる。
(4)時計の回転方向がわかる。

 
   
 
  学習活動 教師の支援・評価の観点

1 始めの挨拶
・学習内容の説明

・挨拶しながら生徒の健康観察をする。
・チェックシートを準備する。

 

開 


2 時計の学習

・使用するソフト…tokeiteiji

・教師と一緒にパソコンを起動しコース選択をする。

○学習例…ヒントあり表示(図3)

教師…「時計を1時に合わせてみよう」生徒…不正解の場合は,長針・短針の位置を確認しそれぞれの読み方を教える。

*短針のさす数字は「何時」と,長針のさす数字は「何分」を確認する。

・長針・短針の数字や範囲が色付けされて表示される。



*短針の数字は,数と数の間に表示
*長針の数字は,外側に表示









教師…「1時は歯みがきの時間だよね」以上のことを繰り返しながら学習を進める。

学習進捗状況をみて、30分刻みの時間に挑戦させる。

 


・生徒の実態に応じて起動法を指示する。

・生徒の実態に応じてコースを選択する。

・ヒントなし表示

・ヒントあり表示(長針・短針数字表示)

・ヒントあり表示(短針強調)

<評価>…時計を合わせることができる。

・生徒の実態をみて、ヒントあり時計盤表示のコースに変更する。(図3・4)







<評価>…短針・長針の指す数字を読める。
<評価>…何時が読める。
<評価>…学習に主体的に取り組むことができる。 



*日常生活の行動にマッチングさせ,生活の流 れと共に時刻を理解させるようにする。

まとめ

3 次時の予告
・終わりの挨拶

・学習の成果確認
・チェックシートを確認し成果を話す。

 
   
 

・繰り返し学習できるので基礎・基本の確実な取得ができる。
・生徒の学習記録を分析できるので,きめ細かな指導ができる。

 
   
  ・時計学習ソフト「tokeirandamu」(html):http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37534
・ワークシート,チェックシート:http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC030F_app.po?DATA_ID=37534
 
   
 


図1 コース選択画面

・児童生徒の実態に応じてコース選択ができる。(図1)
*時計盤表示…図2(ヒントが表示されない)。
*ヒントあり時計盤表示…図3(長針・短針の数字や範囲がヒントとして表示される)


      
図2 ヒントなし画面      図3 ヒント表示画面     図4 短針のみ表示の画面

 
 
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