単語を覚えよう 特殊教育 重複障害学級(肢体不自由) | ||||||||||||||
日常生活で使う言葉や身近にある物の名前を,声と物と文字でマッチングさせて覚えることを学習する。今回は,スクリーンに表示してある五十音表から単語を打ち込み,対象物・もしくはイラストと文字をマッチングさせる。 | ||||||||||||||
教科・領域:自立活動 単 元:『単語を覚えよう』(友だちの名前を書こう) 対 象:重複障害学級(肢体不自由) 校 時:3時間 |
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・単語の文字一つひとつに音があることがわかる。 |
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対象児はパソコンが好きで,短い時間ではあるが集中して取り組むことができる。 <授業者より> ・画面がすっきりしていて文字が選びやすい。 ・音声があるので良い。 ・単純でわかりやすいが,それがマンネリしやすくなりがちなので, 教材の提示の仕方や教材研究も大切だと思った。 <児童の様子> ・ノートパソコンでマウスを使い左手はボタンをクリックして上手に選ぶことができる。 ・はじめは自分の名前を入れ,次に友だちの名前というふうに 学習の幅を広げていっている。 ・最後の「話すボタン」を押すときは本人もドキドキしながら押す。そして声が出ると喜ぶ。 |
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児童用PC(1台),タッチパネルディスプレイ,ホワイトボード,プリンタ, |
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ひらがな表示ソフト『黒板くん』
○ 『黒板くん』の特徴 ・Windows用として作成したひらがなを表示するソフト。 ・特定のPCに入れることもWeb上から利用することも可能。 ・各五十音の文字の上にカーソルを持ってくると黄色で表示されていたボタンが緑色に変わる。 ・ボタンを押す(クリックする)ことにより,黒板に大きい文字が表示され,声が出る。 ・濁音(カ行・サ行・タ行・ハ行)と撥音(ハ行)に対応。 ・「前1文字消去」と「全文字消去」のボタンを配置。 ・打ち込んだ文字を連続して発音させるための「話すボタン」の配置。 ・児童の実態に合わせ,入力デバイスを工夫してほしい。 (タッチパネルディスプレイなど) 日常生活や家庭生活において,物の名前を認識し読むことができるようになることが書く活動に つながると考え,本ソフトを作成した。Windowsに組み込まれているスクリーンキーボードや他 の市販ソフトと異なる点は,4〜5文字しか表示されない点にある。あくまでも短い単語は文字の かたまりとして覚えさせるために上記のような設定にした。 |
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