面積                                             小4 算数  
   
  面積の概念や測定の意味について理解するとともに、1cuについての理解を深めさせる。三角形や長方形でも正方形になるように移動することで1cuにすることができることを理解させる。また、後に学習する複合図形の解き方の手がかりとさせる。  
   
  教科:  小学校4年 算数
単元:  面積  (導入広さ比べ・1時間)
          (面積の単位・・1時間 本時)
                   参考 東京書籍
校時: 1校時
 
   
  ・面積の単位について知り、1cuが様々な形に等積変形出来ることを理解させる。  
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 ・教科書の導入問題を利用して、マス目の数を数え面積の広さ比べをさせる。 ・どちらが広いのか、比べ方を相談させる。

・同じマス目ならはっきりと広さ比べが出来ることを理解させる。

 

・広さ比べを通して、基準単位が必要なことを理解させる。

・面積の基準単位を1cuということを知らせる。

・1cuを使って、正方形や長方形の面積を調べさせる。

・長方形や三角形でも1cuがあることを知り、正方形に移動させる。

・「どちらが、どれだけ広いか」調べさせる。

・どちらが広いかだけでなく、どの位広いかという視点で、広さの基準単位が必要なことに気づかせる。

・一辺が1pの正方形を1cuということを知らせる。

・正方形、長方形の面積を調べることで面積の概念に慣れさせると共に、後で学習する「求積の公式」の手がかりにさせる。

・1cuの等積変形をさせ、理解させる。

<評価>
1cuが様々な形に等積変形出来ることを理解させる。

まとめ ・1cuを面積の基準単位としてまとめさせる。 ・教科書をもとにノートまとめさせる。
 
   
   新しい概念である面積は広さ比べにとどまらず、基準となる単位が決まることで数理的に処理出来る良さを持っている。学習にあたっては等積変形や図の移動を視覚的に捉えられれば効果的である。当教材では、三角形や長方形を分解・移動することで1cuになるかどうかを視覚的に捉え、学習を効果的に理解出来るようにすることを目指している。  
   
 

教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)、
提示用教材(問題提示用、マイクロソフトパワーポイント使用)
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=37530

・マイクロソフトパワーポイント
アニメーション効果を利用するためには予め『マイクロソフトアニメーションランタイム』をダウンロードしておく必要がある。その際、PCは「administrator」でログインしている必要がある。(無料配布)

 
   
 
 
三角形、長方形、平行四辺形など様々な形について何平方センチメールになるか話し合わせる。1cuが同じ画面上に表示されるので、広さを比べることが出来る。
 
三角形、長方形、平行四辺形のそれぞれについて、スライドショーで移動していく様子を見ることが出来る。1クリックごとに動作を止められるので、児童の理解に合わせて動作させられる。
三角形、長方形、平行四辺形のそれぞれが1cu(正方形)同じになることでみんな同じ広さであることが確認出来る。
 
 
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