表と棒グラフ                             小 算数  
   
 

資料を「正」の字を使って数えていく教材として、乗り物調べはとてもよい題材である。しかし、乗り物を実際に調べるとなると安全面、乗り物の移動の早さなどから困難なことが多い。
そこで、プロジェクターで投影した画面上を,乗り物が児童の数えられる速さで移動するもので調べさせ、表を完成させる。
  「のりものしらべ1」は5種類の乗り物であったのに対し,「のりものしらべ2」は9種類の乗り物が登場する。1台だけの乗り物は,「その他」としてまとめさせるようにしている。

 

 
   
  表とぼうグラフ : 5校時  
   
   ・棒グラフの書き方を理解する。
  (関) 身の回りの自称を調べて,棒グラフに表そうとする。
  (表) 棒グラフをかくことができる
  (知) 棒グラフをかく手順がわかる。
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 1.前時の内容を想起する。
・「正」の字を使って整理した
・棒グラフの読み方
 

 

2.提示教材「のりもの調べ2」を見る。
・「正」を使って乗り物の種類を数える。
・「正」でまとめた表を数字に直す。

3.9種類の乗り物で,1台だけのものはその他にまとめ,もう一度整理する。

4.表に整理した資料を棒グラフに表す。
  @ 種類に合わせて棒をかくところをわける。
  A 目盛りを表す単位を書く。
  B 縦軸に一番大きい数がかけるように目盛りの線を引く。
C それぞれの数を表す棒をかく。
D 表題を書く。

・ワークシートのりものしらべ(2)の配布
  (1台ごと画面の中心で止めてゆっくり記録することができるようにする。)
  1台ごと画面の中心で止めて乗り物の種類を確認する。

・提示資料「ぼうグラフのかき方」の利用
・棒グラフのかき方を教科書の手順で説明しながらかかせる。
(評価)
・棒グラフをかく手順がわかる。(ノート・観察)
・棒グラフをかくことができる (ノート・観察)

まとめ 6.表のよいところ・棒グラフの良いところは何か話し合う。 ・表・グラフに表すとわかりやすくなることを発表させる。
 
   
    提示教材では,乗り物が通過していく感じを出すために,様々な種類の乗り物が一台ずつ通過させ,「正」の字で記録する必要感が出るように工夫した。途中で止めることもできるので,一台一台確認しながらカウントし一斉指導ができる。表に数字でまとめるまでは「のりものしらべ1」と同様で,短時間でできた。これから棒グラフの書き方の資料を提示して作成した表をもとにして,ステップを踏みながら棒グラフの作図まで行うことができた。  
   
 

教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)
Macromeda Flash playerがインストールされていること。
ワークシート「のりものしらべ(1)」「ぼうグラフ」
提示教材「のりものしらべ2」「ぼうグラフのかき方」
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=39791

 
   
 

『のりものしらべ1』
・乗用車,バス,トラック,バイク,自転車の5種類の乗り物の通過する様子を提示できる。
  (約1分間)
  ・ストップボタンを押すことで,任意の場所で停止できる。
『ぼうグラフのかき方』
・教科書のぼうグラフのかき方の手順に沿ってぼうグラフをかくことができる。
  ・ストップボタンを押すことで,任意の場所で停止できる。

         

      のりものしらべの動画のみの画面
       「正」を使って児童とカウントする。

       

 

 

 

 

           ぼうグラフのかき方

 
 
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