たしざん                                      小1 算数

 
   
 

 本単元では繰り上がりのあるたしざんの計算方法を理解する。児童は10以上の数の構成が「10といくつ(端数)」となることを既に学習している。1位数+1位数が2位数になる繰り上がり計算の問題では加数を分解し被加数の補数と残りの数に分解する思考が要求されるが2つの思考が同時に要求されるため理解が困難な児童がいると思われる。

そこで、問題をアニメーションで提示することにより児童に題意を正確に捉えさせるとともに、具体物(算数ブロック)の操作と、アニメーションによる説明を通して学習内容を理解させる。
 
   
 

教科:小学校1年 算数

単元:たしざん

   (1位数どうしの繰り上がりのある加法で、加数を分解して計算@…2時間・本時1/2)

   (1位数どうしの繰り上がりのある加法で、加数を分解して計算A…2時間)

   (1位数どうしの繰り上がりのある加法で、被加数を分解して計算…2時間)

   (1位数どうしの繰り上がりのある加法の反復練習…5時間)

校時:1校時
 
   
  ・1位数どうしの繰り上がりのある加法で、加数を分解して計算する方法を理解する。  
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入

・「たしざん」について既習事項を想起する。

・単元名「たしざん」を示し、既習事項である1位数+1位数(繰り上がりなし)のたしざんを思い出させる。

 

 

・問題文を読み、題意をとらえる。

・題意を読み取り、立式をする。

・既習のたしざんとの違いを考える。

 

・9+4の計算方法を考える。

・算数ブロックなどを使い、具体的操作を通して計算の仕方を考える。

・9+4の計算方法を発表する。

・加数を分解することを理解する。

・問題文「くまさんは かきを 9こ うさぎさんは かきを 4こ ひろいました。あわせて なんこ ひろいましたか。」をアニメーション化した教材を提示する。

 

<評価>既習のたしざん(1位数+1位数で繰り上がりなし)との違いを考えることができたか。

・算数ブロックを使い、机上で計算方法を考えさせ、黒板上で掲示用ブロックを使って発表させる。

 

・加数4を1と3に分解する方法がより手際が良く分かりやすいことを押さえさせる。

 

・9+4の計算について、計算方法をアニメーション化した教材をプロジェクターで提示し、計算方法を確認する。

<評価>加数を分解して計算する方法を理解できたか。
まとめ ・9+4の計算方法について理解を深める。 ・本時の学習を確認させる。
 
   
 

・問題文をアニメーション表示することにより、問題の内容をより具体的につかむことができる。

・1位数+1位数が2位数になる計算について、10のまとまりを作って考えることができる。

 
   
 

・教師用PC(1台)、プロジェクタ(1台)

・算数ブロック(児童用・各自)、提示用算数ブロック(1組)

・掲示用資料(ワークシートを拡大コピーしたもの)

 

  • 提示用教材「たしざん」(Flashファイル) たしざん.swf

http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=37072

  • 提示用教材「9+4」(Flashファイル) 9+4.swf

http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=37072

動作にはFlash Playerが必要

  • ワークシート「たしざん」(wordファイル) たしざん.doc
http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=37072
 
   
 

『たしざん』

・ Flash MX 2004で作成された自作提示用教材。

・「9+4」の計算について、その問題文をアニメーションで提示する。

・「9+4」の計算について、その計算方法を表示する。

 

 

オープニング画面

 

問題提示画面
     

 

考え方の提示   9+4の計算手順

 

 
 
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