わり算を考えよう                                  小3 算数  
   
   これまで児童は、2位数÷1位数のあまりのないわり算について学習してきた。本単元で、あまりのあるわり算の 考え方を、資料提示の工夫をすることで印象づけ、ほかの問題の考え方にも同じように適用できるようにさせる。  
   
  あまりのあるわり算 1・2校時  
   
    乗法九九を1回適用してできる除法で,あまりのある場合の計算ができる。
 〔関心・意欲・態度)
   ・あまりのある除法計算を用いる場合でも,あまりのない除法計算と同様に進んで問題解決に活用しようとす   る。
 〔数学的な考え方〕
   ・既習の除法と関連づけて,あまりのある場合の除法でも乗法九九を使って答えが求められることを筋道立て   て説明する。
 〔表現・処理〕
   ・あまりのある除法計算ができ,答えの確かめをすることができる。
 〔知識・理解〕
   ・「あまり」の意味,あまりと除数の大小関係,及びあまりのある除法計算のしかたを理解する。
 
   
 
  学習の展開 教師の支援・評価の観点
導入 1.練習問題をする。

2.学習のめあてを確認する。

・前時の学習内容を想起させ,計算の手順を確認する 。

・学習のめあてを確認させる。
 
・学習課題の解決への見通しを持たせる。
展開 3.問題文を読む。
 いちごが23こあります。1人に6こずつ分けると、何 人に分けられますか.また、何こあまりますか。

4.式を考える。
  ・23÷6を計算する。
  ・スクリーンを見ながら考える。

5.答えの確かめ方を考える。
 6×3+5=23 

・問題文を提示する。
・提示教材「わり算23÷6」をスクリーンに提示する。

<評価>
・23÷6=3あまり5のそれぞれの数字が何を表してい るか理解している。
・23,6,3,5は、何を表しているかを確認する。
・図をもとにして、6×3+5=23の式で確かめられるこ とをおさえる。

・具体的にイメージしやすいようにアニメーションで提 示する。

まとめ 6.適用問題を解決する  
 
   
   問題の把握をゆっくり丁寧に行うことで,計算の手順や確かめの方法をステップを踏んで指導できる。他の問題にもこの考えを適用できることを知らせ、あまりのあるわり算の包含除の考え方の一つのパターンを身につけることが期待できる。
確かめの式(検算)についても式の意味の理解が期待できる。
 
   
 

教師用PC(1台)、プロジェクター(1台)
  提示用教材「3年わりざん」
  http://www2.open.ed.jp/JBC000F/JBC010F_app.po?DATA_ID=37579
  Macromedia Flash playerプラグインがインストール済みであること

 
     
 

・小数倍の問題提示 → 考え方 → 立式 → 解答までを授業の流れに沿って進めていける。
・あまりのあるわり算の考え方(包含除)の説明ができる。
・わり算の確かめ(検算)ができる。

 

 
 
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